N国党の丸山穂高氏

国会議員の丸山穂高氏が炎上覚悟で国会議員の文通費(文書通信交通滞在費)への問題提起として、

帝国ホテル長期滞在できるサービスアパートメントに対して122泊分の予約をしました。

この人は酒に酔って問題発言をして、一時期辞職コールが凄かったのですが、

最近は自爆覚悟のコメントや行動で、

「国会議員の知られざる部分を教えてくれたのは意義がある」と

肯定的な評価が増えてきたところに、この文通費に対する問題提起で

コロナ禍で国会議員への不満をうまくすくい取った感があります。


これはN国党(NHKから自国民を守る党)の立花孝志氏も同じで、

いっこうに生活が楽にならない一般国民に比し、

国会議員は給料はもちろんボーナスも満額支払われている状況に、

一般国民は「毒をもって毒を制す」しかないと考えてきているように思います。

丸山氏は、問題発言で日本維新の会を離党して、

結局N国党へ入党するというウルトラC的行動をとっており、

国民の耳目を集めることにかけてはなかなかの才覚を持っています。


あれほどバッシングを浴びたN国党でしたが、

今、NHKは受信料の値下げや経営体制の抜本改革を打ち出しています。

これは少なからずN国党の行動や発言がNHKのぬるま湯体質に楔を打ち込んだと思っています。


丸山氏は、国会議員であるその地位を利用して、

まさに自らの特権的地位について問題提起しています。

しかし、本当に改革したいのか、自らが背負ってしまったキャラゆえに

それに沿った行動をしているだけなのかはまだ分かりません。

まぁ、この人は最終的にはテレビが放っておかないでしょうから、

国会議員をやめても何も困らないでしょう。

その辺はしっかりと計算して行動していますね。