小池百合子都知事
最初は、目立ちたがりでパフォーマンス上手な
世渡り政治家と思っていました。
コロナ禍の厳しい状況で、
オリンピック開催可否の問題も絡み、
一都民としては、ダメ知事と思っていましたが、
オリンピックの呪縛から解放された後は
自分の方向が定まった、というか腹が据わったようで、
政府や法律の壁にぶつかりながら
頑張っていると思うようになりました。
私は3月、4月上旬にかけては東京都のHPの
「都知事への提言」という窓口に5,6回意見を送りました。
選挙には毎回行きますが、政府や自治体への要望など
したことはありませんでしたが、今まさに緊急事態ですので、
ぜひやって欲しいことを書いて送っています。
おそらく何百通という提言が送られていて、
知事ではない別の担当が見ていると思いますが、
それでも、自分の提言と似たことが実現されていると
「自分の意見が通った」ような気になります。
私と似た意見が数多く集まって、役所が動くと思うと、
これが行政なんだなと実感します。
ネットでは、政治に今まで関心がなく、
選挙に一度も行ったことが無い人たちが
「次の選挙には必ず行きます」
などのコメントを見たりします。
新型コロナウイルスは我々に
未曽有の国難をもたらしていますが、
国民の政治への関心(参加)という
後遺症(良い意味で)を残していきそうです。