テレビで「命を守る行動を」と言われるとドッキリする。
大型で強い台風19号の影響で、
いくつかのダムで緊急放流があった。
その際、テレビのアナウンサーは
緊急放流を丁寧に説明してから、
視聴者(ダムの下流の住民)に
「命を守る行動をとって下さい」
という言葉を再三にわたって使った。
なんだか緊急放流が問題にならないように
予め予防線を張っているのかな
というような気持ちになった。
しかし、緊急放流は苦渋の決断である。
放流しなければ、さらに被害が拡大するかもしれない。
使い古された言葉だが、
命は地球よりも重いのだ。
(しかしその重さには大きな幅がある)
攻めの放送が定着してきた。