汗を拭く

スポーツ番組をよく見ます。

テニスも気になる選手の時に見ますが、

いつも気になるのは、選手が汗を拭くシーン。

あまり好きじゃない。

汗をかいたらタオルで拭きたくなるのは

自然な欲求だと思いますが、

選手が手で顔の汗をぬぐう仕草をすると

ボールパーソンが選手のタオルを持って、

一目散に選手に駆け寄ってくる。

選手が汗を拭く間、ボールパースンはじっと待っていて、

タオルを受け取ったらまた一目散に自分の持ち場に戻っていき、

選手の次の要請にいつでも応えられるように

所定の場所(?)にタオル置いて管理している。

つまり、ボールパーソンはタオルパーソンでもあるのです。

これは全スポーツの中でもテニスくらいじゃないかな。

しいて挙げればボクシング。

三分闘ってコーナーに戻れば至れり尽くせりのケアが待っています(笑)

ボールパーソンにタオルを管理させる行為が必要である根拠は

時間短縮だと思いますが、テニスは他のスポーツと比べて

タオルの使用に寛容だと思います。

セットの終盤になると1球ごとに汗を拭くのもよくあるシーン。

例えば、卓球は両選手の得点が6の倍数になった時に限り

タオルの使用が認められています。

バドミントンは何球ごとというルールはありませんが、

汗拭き、ドリンクは審判の許可が必要です。

まあ、テニスはもともと上流階級のスポーツだから

そういうところにも寛容なのかもしれません。

個人的には、他人の汗がたっぷり染み込んだタオルを

何度も持ちたくはないかな。