首長のワクチン先行接種

群馬県山本一太知事がワクチンの自分自身への優先接種を迷っている、

 

との記事が散見されるけど、何を迷うことがあるのでしょうか。

 

彼は要職に就いているのだから、優先されるべき職種だと思います。

 

今、コロナ対策業務に携わっている人たちは優先的に接種すべきでしょう。

 

そもそも菅首相がワクチン接種を「順番が来たら打ちます」なんて

 

消極的ともとれる発言をするから地方自治体の長が迷ってしまったのではないだろうか。

 

総理大臣自らワクチンは「安心・安全」であることを示す良い機会なのに、

 

せっかくのチャンスを放棄している。

 

 

ちなみに、私は高齢者ではないので接種券を受け取っていないが、

 

自分が打てる番が来ても、イの一番に予約するか

 

それこそ迷っている。

日本政府はオリンピック中止を提言すべき

今度のオリンピックは「国民の生命を危険にさらしてまで強行開催したオリンピック」

 

として後世にまで語り継がれることは間違いない。

 

今、「安心、安全な大会」と胸を張って言える関係者はいないはずだ。

 

たとえ大会後、日本での感染拡大が予想よりも小さかったとしても、

 

それは結果論で、国民を危険にさらしたことは事実として残る。

 

とんでもないことだ。 

 

 

いっそのこと、日本政府か東京都は

 

「オリンピック中止します」とぶち上げてほしい。

 

 IOCに握られている主導権を日本側が持つことができる。

 

当然、IOCは賠償金問題を口にするだろうし、

 

今後、一定期間日本はオリンピックに参加できなくなるだろう。

 

しかし、契約内容や収支問題(賠償金額)が表面化して

 

IOCの傲慢さが世界に知れ渡り、利権が絡まない海外のメディアが

 

大きく取り上げる可能性は大いにある。

 

日本国民はそれでやっと、なぜオリンピックを中止・延期にできないのか、

 

客観的な情報を得られるのではないか。

 

今のままでは日本国民は本当に蚊帳の外だ。

政権交代しない日本

最後の非自民党政権は、2009年から2012年までの民主党政権だ。

 

 

民主党政権を欲する全国的な気運が高まっていたのは事実で、

 

自公政権にお灸をすえよう、一度野党に日本の舵取りをやらせてみよう。

 

ダメならまた自公政権で良いじゃないか、といった世の中の雰囲気だった。

 

そうやって日本の政治は進化していくと思っていた。

 

しかし、世間的にはあまりにもひどい民主党政権のダメぶりに

 

ほとんどの国民は愛想を尽かした。

 

これ以降、民主党は政権への「再挑戦」の機会を失った。

 

さらに、選挙の度に、安倍前首相がよく言っていた殺し文句が

 

「”悪夢のような民主党”に戻っていいんですか!?」

 

これを聞くと大半の国民はどうしても野党を支持する気にはならなかった。

 

その頃私が勤めていた会社は民主党政権になる前から

 

うまくいっていなかったので、

 

「経済をだめにしやがって。民主党のバカヤロウ!」とまでは思わなかった。

 

私は政治経済にはとんと疎いが、民主党は官僚との関係作りに失敗したのが

 

大きかったと思う。

 

長期間の自民党との密接な関係性から、多くの官僚は

 

民主党政権は短期間」と見切り民主党政権と距離をおいたように思う。

 

官僚は「主人」が変わっても自分らの与えられた仕事をすればよいのに、

 

前のご主人に気を遣って(今なら「忖度」して)協力的ではなかった。

 

政権交代して始めた公約の「事業仕分け」を頑張り過ぎたのも大きかった。

 

官僚の世界では、一度決めた予算を変更するなど普通あり得ないはず。

 

それをズタズタに切り刻んだのだから、官僚にソッポを向かれたのも

 

仕方なかっただろう。

 

自公政権復活後、安倍首相のやりたい放題が始まった。

 

(つづく)

IOCはただの利権団体

コロナ禍でのオリンピック開催。

 

ニュースで聞いた範囲でしかないけど、

 

開催中止の場合でもIOCにはほとんどリスクの無い契約内容だという。

 

だからなのか、とにかく実施のことしか頭に無い。

 

日本、東京都もそれゆえか、自分の方から「中止」を言い出せない。

 

言えば莫大な違約金を支払わなければないらないようだ。

 

それでもこの世界中のコロナ感染の状況を見れば

 

「安心・安全な大会」なんて夢でしかないことは誰の目にも明らか。

 

それに選手や関係者には隔離期間の免除やら緩和された特別ルールを設定するらしい。

 

それに数万人とも言われる、オリンピックのために入国する人たちをどうやって

 

監視するのだろうか?

 

自己申告による誓約書とかで簡単に入国させるのだろうか?

 

入国さえしてしまえば後は何とかなるとばかり、ウソを記入する可能性だって大いに考えられる。

 

特にメディア。宿泊先での行動を監視できるわけがない。

 

 

私もオリンピックを大いに楽しみしていたけど、もう無理です。

 

今後もオリンピックに対してなにか特別な思いを持つことはないと思います。

医療ひっ迫に思う

ニュースを見ると日本医師会や東京都医師会が「医療ひっ迫」を叫んでいる(ように見える)。

 

日本のベッド数は世界トップレベルなのに、なぜひっ迫するのか?

 

どうも問題はベッド数ではなくて、医療従事者が足りないからだそうですね。

 

この問題は、なぜコロナ専門病院を作らないのか? 

 

という議論の時にもありました。

 

その時は、「そうだな、医療従事者は簡単には増やせない」と簡単に思っていました。

 

しかし、それでも医療従事者養成機関である、大学の医学部、看護師学校などに

 

どんな働きかけをしたのか、全然聞こえてこないのは

 

やはり、この政府の鈍感さ感じさせられます。

 

それで思ったのは、公報に休日診療の当番医院の一覧が載っていたりしますが、

 

コロナサポート対応医として、当番医のように出てもらうことはできないのかな?

 

今は有事なので、通常の休日当番医を減らして、その分コロナサポート当番医として

 

動いたいただくわけです。看護師も同様に。

 

これなら、ハコ(コロナ対応施設)を準備さえすれば、

 

人(医者、看護師等)の方が動くので、自分が経営する医院を

 

コロナ対応に改造する必要が無いのでコストはかかりません。

汗をかく 再び

以前にもテニスの試合での「汗をかく」ことを取り上げたことがあります。

 

選手が汗を拭きたいジェスチャーをすると、ボールパーソンがタオルを持って

 

選手へ駆け寄り手渡して、また持って戻っていきます。

 

前回書いたのは、ボールパーソンは他人のタオルを触りたくない、

 

というシンプルな想像からの話でしたが、

 

コロナ禍の今は、タオルに触るなんてもっての外という状況になってきていますね。

 

テレビでテニスの試合を見ると、コート外にタオルを置く台が設置されていて

 

選手はそこへタオルを取りに行き、拭いてまた置いてプレーを再開しています。

 

新しく決められたルールとは言え、誰もクレームを言いません。

 

コロナが終息しても、このスタイルで全然OKだと思います。

東京へ来たい?

個人的には今年東京でのオリンピック強行開催に関してはすっかり諦めていますが、

 

海外では本当に「東京へ行きたい」と思っているのでしょうか?

選手や各競技の国際団体への取材やニュースを聞くことはあるけど、

 

送り出す側の各国の意思表示が聞こえてきません。

 

多分、成り行きをじっと静観しているのでしょう。

 

実際、動けないですもんね。

 

今、報道機関にやってもらいたいことは各国への在日大使館にアンケート調査です。

 

もしかしたら、オリンピック開催中止への逆転のカードになるかもしれない。